久々の更新です
辛い内容になってしまいます。
犬猫と暮らしている方、闘病中の方のお役にたてるといいなと思い記事にさせて頂きました。
9/21にYouTubeに動画をアップした内容の詳細になります。
先日長男のちくわが緊急入院しました
病名は『肥大型心筋症』『肺水腫』、『肺炎』です。
ちくわは3歳、スコティッシュフォールドの男の子。毎日キャットホイールを楽しそうに回して遊ぶ、運動が大好きな子だったので信じられない気持ちです。
発覚までの細かい記録です。
3日前
普段に比べると少しだけ食欲がありませんでした。吐いたり、熱があるわけではなく元気に遊んでいました。
ビビも夜だけ食欲が無かったのですが、毛玉を吐いたらスッキリしたのかとても元気になったのでちくわも毛玉かな?と毛玉除去剤(ラキサトーン)を与えて様子を見ていました。
入院前日
朝から食欲が落ちていましたが、キャットホイールを回して普段通り遊ぶちくわ。夜に少しカリカリを食べた後、ビビと楽しそうにキヤットホイールを回して安心していたのですが、呼吸をする時のお腹のへこみ方が少しいつもと違うように感じました。
寝ているポーズをしているのに、熟睡出来ていない。ビビとモカよりも眠る時間が多いちくわが起きている点も何だかおかしい。元気もいつもよりは無くとても気になりました。夜遅かったけど不安になり、救急病院に電話しましたが、お休みでした。
入院当日
朝ごはんは一口も食べてくれませんでした。吐いたり熱も無いけど呼吸が少しだけ早くキャットタワーのてっぺんで寝ていました。 風邪かな?毛玉が詰まっちゃってるのかな?としか思いつきませんでしたがやっぱり気になるので、朝から病院に行きました。
病院に到着すると、看護師さんがちくわの様子を見に来てくれました。「自分の足で歩いているし、緊急性は無いので少しお待ちくださいね」と言われ少しホッとして診察時間まで待ちました。
診察が始まり、熱は37.5度。体重は前回より200g減っていました。短期間でちょっと減りすぎですねと言われました。(2週間前に健康診断を受けています)呼吸が早いのでレントゲンを撮る為、待合室で結果を待ちます。
〇〇さーん
呼ばれた先に先生が座っていましたが、険しい表情。
「かなり状態が悪いです」と言われ、一瞬意味がわかりませんでした。
レントゲンを見ながら肥大型心筋症の説明を受けましたが、涙で前が見えないし放心状態だったので先生の話が頭に入ってきません。
何でもっと早く気付いてあげられなかったんだろう。
悔しい気持ち
緊急入院になってしまったちくわ
今は病院の酸素室で頑張ってくれていますが肺水腫になっている為、予後は厳しいと言われてしまいました。
余命は数日、長くて2〜3ヶ月
普通の元気な子のように10年生きることは難しいです。進行性の病気で完全に治す治療法はありません。
ショックを受ける言葉をたくさん聞きました
パパは仕事中だったので長電話は出来なかったけど、ちくわが命に関わる大きな病気で入院したことを伝え何とか家路につきました。
ショックが大きすぎて力が入らなくてフラフラ。でもしっかりしないと、バンビもビビもモカも心配してしまう。
病院から帰って来てからは、ネットで肥大型心筋症の事を調べては不安で泣いての繰り返し。
ちくわとみんなとまだまだ一緒に暮らしたいので絶対に諦めたくありません。
とにかく情報をたくさん集めようと調べました。
肥大型心筋症とは
心臓の筋肉が分厚くなり心室が狭くなって、心臓がうまく膨らめず十分な血液を送ることができなくなる病気
発症年齢は4ヶ月から20歳ととても幅広く、健康な猫の15%で肥大型心筋症が認められたそうです
初期の症状が分かりづらい病気で、ちくわは毎年健康診断をうけていましたし、今年は2週間前に異常なしの結果を聞いたばかりでした。
肥大型心筋症の発症の仕方は先天性と後天性に分けることができ、ちくわは遺伝性と診断されました。
今後の治療法は利尿剤や心臓の薬を飲み、内科的治療によってQOL(生活の質)を改善することです。
スコティッシュフォールドは遺伝的に他の猫種に比べて短命で、病気にかかりやすいという事は知っていたのである程度覚悟はしていました。
ただこんなに早く余命宣告されてしまうなんて、想像していませんでした。
大好きなちくわとまだまだ一緒に過ごしたい!!
ちくわが退院できることを信じて今は祈ることしかできないのが悔しいです。
呼吸をするのも苦しいのかもしれない。知らない場所で閉じ込められて寂しい思いをしていないかな?急に病院から電話がかかってきたらどうしよう・・・
普段はポジティブ思考が取り柄な私ですが、この日ばかりは次々と怖い事ばかり考えてしまいます。
その後モカが気持ちよさそうに眠っている姿を見て、
モカも余命宣告されたけどこうやって元気になってそばにいてくれてる。ちくわもきっと大丈夫!!
と少し心が救われました。
長い長い文章になってしまいました。お付き合いいただき本当にありがとうございます。