肥大型心筋症でセカンドオピニオンを受けました

いよいよちくわのセカンドオピニオンの日がやってきました。

昨日は体調不良で30回以上吐き気のあったちくわ。深夜救急病院で処方して頂いた、吐き気止めの注射が効いていないのか、あまり症状は変わらず肥大型心筋症が悪化していないか心配でほとんど眠れませんでした。

セカンドオピニオンの予約は9時から

遠方の為、少し早起きです。

当日は朝ごはんを抜いて下さいと言われていましたが、体調不良で全く食べれていません。

ビビとモカとバンビにりんちゃんを宜しくねと伝えて出発。

大学病院へ出発

昨日は声がかすれていたちくわ。あれからまたさらに胃液でダメージがあったのか、まったく声が出なくなっていました。

こんな事は初めてで本当に心配です。

セカンドオピニオンを受けようと思った理由は『肥大型心筋症』と診断されてから、かなり症状が落ち着いたものの一生薬を飲み続けないと暮らしていけません。

大学病院でしか処方できない薬もあるようで、少しでもちくわの身体に負担がかからない薬や、薬の量が減らせたりするかもしれない!と考えたからです。

病院に到着。

かかりつけ医から預かっていた書類やレントゲンやエコー検査等を記録したDVDを渡し、循環器科の先生の診察を受けます。

大人しく順番まち

ちくわは循環器科を診察予約していましたが、吐き気が酷い為内科でも診て頂けるようです。

CT超音波レントゲン心電図血圧血液の検査の為ちくわを預けました。

一度にこんなたくさんの検査を受けるのはちくわも不安だと思うので、たくさん話しかけてから診察室をあとにしました。

2時間後、診察室に呼ばれた時予想していなかった結果を聞くことになります。 

何度も吐いている原因について

腹部のレントゲンや超音波、CTの結果で判断すると誤飲の可能性は低い

血液検査の結果も問題はありませんがすい炎の可能性がある。

ただ、すい炎の血液検査は外部委託の検査なので当日にはわからないという内容でした。

誤飲なら開腹手術になるのでひとまずはホッとしました。

肥大型心筋症について

先生の口から予想していなかった話を聞くことになります。

色々検査をした結果

心臓に異常は見られない

と言われました。

??????

理解するのに頭がついてきません。

何故そういう診断になったのかわかりやすく説明してくれました。

心電図→心臓にダメージがあれば乱れる部分があるそうですが、全くの正常だったそうです

CT、レントゲン、超音波→3ヶ月前、肥大型心筋症と診断されていたちくわは左心室の心筋が厚くなっているという見解でした。大学病院の先生の見解では通常、左心室の心筋が厚くなっているとその分を補うために左心房が肥大する。その症状が見られず、左心室と左心房の比率が1:1で健康な子と変らないとの事でした。

話を聞いているあいだ涙をこらえるのに必死でした。

嬉しい、悔しい、心配、何故??

色んな気持ちで頭がぐちゃぐちゃになり本当に現実?

すごく嬉しいことだけど、今はまだしんどそうなちくわを見てあまり喜べませんでした。

逆に心配になった事もあります。

肥大型心筋症じゃなかったら、何故肺に水がまったり、心不全になったのか?

先生もその事は紛れもない事実だけど原因はわからないと言われました。

今日またかかりつけ医に行って、吐き気止め等処方してもらって下さい。

すい炎じゃなかった場合、吐き気が治まらないとまた大学病院で

胃の内視鏡をする(全身麻酔が必要)という内容で診察は終わりました。

ちくわの身体に負担が少なく出来るようないい薬が無いか、薬の量を減らせないかと思い受けたセカンドオピニオンでしたが

薬が減らせるどころか無しになりました!

肥大型心筋症で心不全、肺水腫を起こし、余命宣告までされていたちくわ。

原因は不明なままですが、ちくわの吐き気が治まったら

・走らないようにロックしていたキャットホイールで全力で遊ばせてあげれる✨

・薬と療法食は今すぐやめていい

・酸素濃縮器も返して良い

嬉しいことだらけです😻

夕方にかかりつけ医でバリウム検査をするかの相談になりましたが、メリットよりデメリットのほうが多く感じた為、胃酸を抑える薬、喉や胃の粘膜を保護する薬を処方してもらい帰宅しました。

24時間で3回も病院に行ったから疲れたよね。ちくわ本当にお疲れ様。

最後に

かかりつけ医の先生はとても親身な方で、いつも丁寧な診察をしてくれていましたし、人気のある病院でした。

ちくわが3歳という若さで肺に水が溜まって、当初のレントゲン検査やエコー検査では心臓もうっ血して大きく写っていたので肥大型心筋症と診断されてもおかしくないと思いますし、実際、外部委託で受ける心臓の血液検査の値も正常な子に比べて10倍も高い数値になっていました。

かかりつけ医の先生が肺水腫を起こしたちくわを肥大型心筋症と診断して、すぐに入院させて酸素室で丁寧に診てくれたから、今ちくわが生きているのだと思うと感謝しかありません。

でも、セカンドオピニオンを受けなかったらちくわは一生必要のない薬を飲み続けていて、いつ悪化するかと内心はビクビク過ごしていたと思います😿

セカンドオピニオンの大切さを身をもって感じました。

今まで意識したことはありませんでしたが、ネットで調べると人も動物も誤診はかなりあるようです。

今回ちくわがセカンドオピニオンを受けた病院は

大阪公立大学獣医学部附属獣医臨床センター

です。

県外ナンバーの車もたくさん停まっていて空港からすぐの大きな病院でした。

ちくわの命を助けて頂き本当にありがとうございました。

おまけ

ちくわは体重が4.4kgですが、少し痩せていて身体がとても大きな男の子です。

通院カバンはLサイズのリュックをいつも使っていましたが、それでも少しだけ窮屈そうなのが気になっていました。

今回長距離を移動するので新しいカバンを購入したのですが

大当たりの商品でした✨

ビビも余裕の広さ!!

身体が大きくても寝転べるし寝返りまでできます。

広々しているからかいつも暴れて出たがるのに、大人しく過ごせました。

購入したのは『ホワイト×グレーのLサイズ』です。

コットン100%で軽くて丈夫だったので、これから活躍してくれそうです💕

長い記事になってしまいましたが、最後までおつきあいくださいましてありがとうございました🐱

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